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日本語を客観的にとらえる [本]

こどもの日はちまきと金沢のお土産と日本酒を持ってスウェーデン人の友達の家に夕飯を食べに行った。お酒を飲むのは友達夫婦と大ちゃんのみ。私は車を運転するし、そもそも去年の6月から急にアルコールを受け付けない体質になってしまったので(少しでもアルコールが入ると立ちくらみがして立てなくなる)飲まない。で、この酒飲み3人衆だが、コップに水のごとく日本酒を注ぎ、水のごとく飲んでいた。それが終わったらアブソルートウォカにレモン汁を入れて作ったものをガブガブと。確かに良い匂いだったのでこれは私も飲みたくなったけど、それにしても3人のお酒のペースが速くてびっくり。そしておじさん2人(友達と大ちゃん)は途中で完全な中年の酔っぱらいになり、顔を真っ赤にして肩を組んだりして楽しそうだった。楽しそうだったけど、途中で大ちゃんはトイレで一回吐いたらしい。大ちゃんは翌朝昼過ぎまで寝ていて、起きたときに私に昨夜の様子を聞いてきた。トイレで吐いたことは覚えているけど途中で記憶がない、どうやって帰ってきたんだろうか(私の車ですけど・・・)、あんなに飲んだのに起きたときに体に全くお酒が残っていないと。記憶もお酒も残らず、大ちゃんにとって昨日の夜は一体何だったんだろう。「無」か。楽しそうにしていたよ、とその時の様子を伝えたら「楽しかったなら良かった」と言っていた。

その時の夕飯で食べ物の食感をどう表現するかという話をしていて、試しにみんなで何かを一口食べて一言で表現しようということになった。食べたものはスウェーデン料理の鮭の塩漬け。日本語で言ってみてと言われたので日本語で答える。大ちゃんの答えは「ねちょねちょ」。私の答えは「ねっとり」。うーんどれも美味しそうな答えじゃないなあ。しかもそれをスウェーデン語や英語に変換するとどちらも同じ単語だし。日本語ってオノマトペを使って細かいニュアンスを表現できるね、なんて話をしつつ、この口の中にまったり広がるような鮭の食感を美味しく伝えるにはどんな日本語がふさわしいのかとずっと考えていた。

ちょうどこのゴールデンウィークはアーサー・ビナードの本を読んでいて、日本語のおもしろさを客観的に感じていたところだった。詩の本の方は、日本の詩の隣のページに英訳が載せられている。英語の勉強にもなるし、訳したときに感じたことが書かれている1ページコラムがおもしろい。日本人の私達には当たり前だと思っていることが客観的に指摘されている。エッセイの方も日本語を客観的にみた視点からのおもしろ話。私が英語の先生か国語の先生だったら、この本を生徒にお勧めするな。詩のほうは息子がおもしろがって私より先に全部読んでいた。もちろん日本語でだけど、大きな声で音読。それを聞いていたら私が大好きな高田敏子の「水のこころ」が入っていた。

日本の名詩、英語でおどる日本の名詩、英語でおどる
(2007/12/22)
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